乳がん治療と仕事とわたし

人生100年時代のちょうど折り返し地点、50歳で乳がんになりました。

瞑想アプリMeditopiaでウェルビーイング

もう6月も終わり。

梅雨入りは早かったけど、あまり梅雨っぽくないような気もする。

 

個人的に嬉しいことが♪

ワタクシ、実はイチローがいた頃からのオリックスファン♪なんと現在首位!!!!!

もう長いこと強いオリックスは見てなかった。

ファンクラブにも入ってたんだけど、職場が変わって球場にも行きにくくなったし、

コロナだし、ファンクラブやめちゃったんだよねぇ。また復活しようかな!

夕方、空いてる京セラドームで(失礼!)、

おっさんのようにビールとつまみを買い、一人球場を満喫するのが好きだったぁ。

また行きたいぞ~!

 

ブログを書く間隔があくと、いろいろ雑談を書きたくなる(笑)

 

さて、体調は引き続き、普段とあまり変わらない感じ。

ただ、今週に入ったくらいから、めまいと動悸の回数が増えたのがちょっと気になる。

ハーセプチンの副作用に、心臓への影響があるらしいけど、

ここんとこ、仕事が忙しかったからかもしれない。

 

私ってきっと、心身の疲れとか痛みとかを感じにくい方なんだと思う。

手術後、痛み止め飲まなくても大丈夫だったし、

乳がんだとわかってから今まで、気持ちの揺れ動きはあるものの、

とことん落ち込みました、なんてことはなかったし・・・。

鈍感、バンザイ!なんだけど、今はいつもより、身体と心の声を

ちゃんと聞かないとね、と思う。

 

そんな鉄人寄りの私だけど、物心ついた頃からずっと、寝つきが悪いのはどうしようもなかった。

修学旅行でいつも一番最後まで起きてて、

下手すると朝まで眠れなかったこともあった。

大人になってからも枕が変わると眠れない。

旅行とか出張とか大好きだけど、眠れない・・・。

だから、寝酒に走ってた!

 

ベッドで眠れなくて、なんなんだこの時間は!ってイライラするより、

ワイン飲んでふわふわしながら寝る方がいいんじゃないかって。

頭のどこかで身体には良くないことをしてるとは思いつつ、

眠り優先だったなぁ~。(過去形)

 

そんな私が今は眠れている!寝酒なしに!

退院後、主治医に安定剤を出してもらってて、

本気ですぐに寝たいときはそれを飲んでたけど、

薬に頼るのもいやだなと思って、始めたのが瞑想。

 

Meditopia(メディトピア)というアプリで毎日毎日瞑想。

メニューがいろいろあって、初心者でもできるようになってる。

自分がやってみたい瞑想プログラムをスタートさせると、

声でガイドしてくれて、迷うことなく瞑想できる。

「大きく息を吸って~~~~~~~、吐いて~~~~~~~~~~~」

BGMは川のせせらぎの音や波の音、焚火の音、

人工的に作られた癒し系の音など、色んな音から選べる。

 

最初は眠るためにやろうと思ったわけではなく、

自覚はあまりなくても、がんで心もきっとダメージを受けてると思ったから、

心の平安をと始めた。ら。いつも寝落ち(笑)

おかげで長年の眠るときの苦労がなくなった。

夜中に起きちゃったときも、また瞑想したら寝落ちできる♪なんて素敵♪

 

目指すはウェルビーイング

心も身体も健康で、社会的にも満たされている自分でいたい。

そのすべてはつながってるだろうから、瞑想の役割は大きいと思う。

 

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3分弁当(笑)


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紀州の梅ごはん。梅干し入れてご飯を炊くと美味しいし、傷みにくいよ~。

 

命がかかるとできるダイエット

気が付けば、乳がんの手術をしてから3か月以上が経った。体力的には手術前に完全に戻ったと思う。ホルモン剤の副作用もそれほどひどくなく、時々ホットフラッシュで一人で大汗かいて挙動不審になるのと、気力が減退気味なくらいかなぁ。生活に支障はない。

乳がんに気づく前、去年の秋ごろからダイエットを始めていた。オオバコパウダーとかおからパウダーとかで摂取カロリーダウンを目指して頑張りかけてたんだけど、乳がんの疑いが出て、手術するかもしれないからダイエットしてる場合じゃない状態に。暴飲暴食はしないものの、食べたいだけ食べてたら・・・人生最高体重に(泣)

その後乳がんが見つかって本当に手術を受けることになり、周りの皆さんには心配されながらも、古いお付き合いの友人からは「あなたは基礎体力あるからきっと大丈夫!すぐに退院させられるよ!」と励まされた。

入院当日、娘に付き添ってもらったんだけど、娘の目の前で体重測定、娘を絶句させる(笑)。いや、いま最高地点だからね、と言い訳。そして手術が無事終わり、友人が言っていたように「え?もうですか?」というタイミングで退院させられそうになり、心配だから一日延ばしてもらった。

入院中はもちろん病院食。私は結構好きだった。身体が求めているものを出してくれてる感じ。で、気づいたんだけど、ご飯の量は普段より多め(150g)、おかずの種類は多いけど、おかずの量は普段の3分の2くらいかなぁ。あー、普段おかずを食べすぎてたのかぁと思った。

ほとんど運動しない入院期間中だったけど、さすがに入院時より1㎏減った。もうちょっと減る予定だったんだけど。

退院してしばらくして、Amazonで本を買った。そしてビビった!

 

聖路加国際病院 乳がん術後の心と体を守るダイエット

 

肥満が乳がんのリスク上昇要因の一つになることはなんとなく知ってた。けど、”乳がん診断後の肥満度の上昇は「ほぼ確実に」再発リスクを上昇させる” とあった。いや~ん、そうなの~?そんなのやだ!退院後、5年後の生存率やお薬の副作用のことを調べてちょっとナーバスになってたから、効果てきめん!

抗がん剤投与ありならダイエットの気力なんてないだろうと思ってたけど、きつい抗がん剤はしない方針にしたので、命がけダイエットスタート!もともとやろうと思ってたダイエット、それがうまくいけば再発のリスクを下げられるんだったらやるよやるよ~!

ってことで、使い始めたのが「あすけん」というアプリ。摂取カロリーと消費カロリー、体重の管理ができるアプリで、有料プランだと写真を撮るだけで食べたもののおおよそのカロリーが計算される。今までカロリー計算が面倒くさくて適当だったけど、それを使い始めると自分の食べすぎポイントがわかって管理できるようになった。

本では、急激なダイエットは体力を減退させるので、ほどほどにダイエットしながら筋トレなんかも取り入れましょうね、と書かれていた。推奨されている1日の摂取カロリーは1500kcal。

アプリの有料プランお試し期間が終わって、どうしようか迷ったけど、無料プランで頑張ることにした。写真でカロリー計算しても、実際ちょっと修正が必要だったりするので、それなら最初からメニュー検索して選んでもそれほど手間は変わらないなと思って。

ほかにも機能が制限されるみたいだけど(あまり理解してない)、私にとって重要なのは1日の摂取カロリーを知ること。時々記録し忘れたり、さぼっちゃったりしてるけど、使い始めてから約3か月で3㎏落ちた!入院時の最高記録からは4㎏減!月1㎏減は理想的。体重の増減グラフを毎日見てニヤニヤする私。ひゃっひゃっひゃ。

今までなかなか成功しなかったダイエット。命がかかるとできるのね。この本に出会えてよかった。おかげでダイエットの必要性をきとんと頭で理解でき、具体的な方法を知り、進めることができてる。レシピも載ってるから便利。

そしてまだ続いてる作り置きブーム。IKEAのガラスのタッパがお気に入り♪ちょっとフタしにくいけど。

 

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術後2ヶ月半

前回の投稿から1ヶ月以上経ってしまった。あっという間にGWも終わり、今日は3回目のハーセプチン点滴の日。ノルバデックスは飲み始めて1ヶ月半、手術してからは2ヶ月半が経った。

手術の傷は、ひきつれた感じがあるのと、傷周辺を押さえたら少し痛いというくらい。パッドもやわらかいものなら全然痛くない。でも、重みのあるシリコンを入れると、押さえつけられている感じがして痛みが出てくる。もうしばらくやわらかいパッドのお世話なろう。ってか、もうずっとそれでいっか。

ノルバデックス(ホルモン剤)の副作用は、そもそも私の年代ならあってもおかしくない、更年期障害と同じような症状も多く、正直どれがお薬の影響なのか、切り分けるのは難しい。

気になるのは、血圧が普段より上がっていること。主治医に相談したら経過を見て下がらないようなら下げるお薬も考えましょうとのこと。ホルモン剤の影響で血圧が上昇する人もいるのだそう。

他には、集中力の低下、イライラ頻発、体温調節機能低下、ドライアイ(老眼が深刻)・・・。単なる怠けじゃないの?と言われてしまいそうな症状も。これはちょっと辛い。

仕事中はなんとか集中してるけど、大学院のレポートまで気力が持たない。本を読むのもレポートを書くのも、去年よりかなり時間がかかってしまってる。修士論文、書けるかなぁ。公認心理士の試験も受験しようと思ってたけど、この調子じゃ勉強する気力がもつかどうか。

術後、しばらくは自分を思う存分甘やかしてもいいや、って思ってたけど、さすがにちょっと心配。

自分でも、単なる怠けか???と責めてしまう気持ちもあって、本当の自分はどうだったのかな?とわからなくなってしまう。10年間、飲み続けることになるから、この、今の自分と気長に付き合っていくしかないのよね。それなら、あまり自分を責めることはせず、いい感じに緩んだねぇ~と思っておこう!

ハーセプチン(分子標的薬)の点滴は、1回目だけ点滴中にめまいがしたけど、それ以外は特に副作用らしいものはない。担当の看護師さんによって選ぶ血管が違うのね~と、人間ウォッチングしてしまうくらい余裕が出てきた。

昨年末にしこりを見つけて、あれよあれよという間に手術したことが、随分前のことのように思える。再発や転移がないよう気を付けて、毎日を丁寧に過ごそう。

あ、そういえば、ダイエットはけっこううまくいってる!それに、スマホアプリで始めた瞑想がめっちゃええ感じ!これについては、また別の記事に書こうっと。

集中力ないから、いつになるかわからないけど(笑)

点滴の日の帰りには絶対院内スタバ♪モバイルオーダーしながら近くで動向を見守り、できたら即受け取り(笑)

 

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サバティカル休暇

年度末~新年度と、慌ただしい日々。昨日、娘は社会人初出勤を果たし、短大の卒業生もそれぞれの新しい一歩を踏み出しているはず♪わたしも頑張ろう~!

今日は入学式で、絶対遅刻をしてはいけないので、目覚ましのセットを念入りにチェックして寝たら、夢で熊に襲われて5時半に目覚めた!いや、いいんやけど・・・もうちょっと寝たかった(笑)

さておき、春は何かと新しいことがあって、その分忙しくなって、うりゃ~!と過ごしているうちに夏になって・・・とあっという間に時間が過ぎていくわけだけど、今になって思うのは、手術で入院して、その後自宅療養をしていた3週間のお休みは、神様からのプレゼントだったのかもしれない、ということ。

全力投球しないと気が済まない性格で、ちょっとくらい無理をせなあかんときもある!と張り切ってしまうわたし。昨年度は仕事と大学院の課題とで本当に休めなくて、さすがにちょっとしんどかった。

で、乳がん発覚!きゃ~!となったけど、おかげで自分の身体のことや仕事の仕方、学び方をじっくりと考える時間が取れた。「積ん読」だった本も読めたし、Amazonプライムビデオで映画も観られたし、エネルギーを充電できた気がする。なにより、無理をしたらあかん、と学んだ。

サバティカル休暇という制度がある。

欧米の企業ではわりと一般的なようだけど、日本の企業で導入しているところはまだまだ少ない。

もともとは、大学の教授などが研究のために有給で半年や一年業務から離れるための制度だったようだけど、それが一般企業にも広がり、休暇の期間や有給か無給か、何のための休暇か、という取り決めはそれぞれ企業によって違う。

日本ではヤフーが、2013年から勤続10年以上の社員が最長3か月の休暇を取れるサバティカル制度をスタートさせている。(今もそのままなのかな???)

働く側にとってサバティカル休暇の良いところは、身体を休められる、じっくりと自分を見つめなおせる、旅に出たり留学したりして新しい経験ができる、新しく学ぶ時間が取れる、などなど。企業側にしても、社員の満足度が上がったり、短期離職者が減ったり、社員が自己研鑽してくれたりとメリットがある(はず)。

これ、もっと導入していけばいいのになぁと思う。日本の企業だと、有給休暇でさえ取るのに気を使うようなところもまだまだ多いでしょう。まずはそこから、だけど、その先にサバティカル休暇、どうでしょう?

職場で、「ランチ行ってきます~」というくらい普通に、「来月サバティカルなんでよろしくぅ~」と言えたら素敵だよねー。

入院というイベントで、なんちゃってサバティカル休暇を取った身としては、病気は良いものです!とは言えないまでも、あの3週間は良かったなぁとしみじみ思う。 

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ハーセプチン初回

おや?桜ってもう、終わりかけてるの???

場所によってはそういう木もあって、今年はお花見は車から見る程度だなぁ~と思いつつ、病院に向かった。外でランチしたいなぁ~。でも、またコロナ増えてきてるしなぁ~・・・と、ベーカリーショップで美味しそうなサンドイッチを買って、セブンでカフェオレ買って、車の中でむしゃむしゃ。フリーランスの頃はよく運転しながら食べたよなぁ。

病院についた。今日はHER2の分子標的薬、ハーセプチンの点滴初回。広い意味では抗がん剤と呼ばれることもあるようだけど、分子標的薬というのはがん細胞を狙って攻撃してくれるという素敵なやつで、副作用は軽めだと聞いてる。でも、やっぱり怖くてさぁ、毎晩のように「ハーセプチン 副作用」と検索しては調べてまた怖くなって・・・。

初回はブルブルという震えがきたり、悪寒や発熱がある人がいるらしい。それでも再発予防のために頑張ろう!ハーセプチンとともに、がん細胞撲滅作戦!

薬物療法センター」という、刺激的な名前のエリアに入り、血圧測定。あ、今日は体重測らないのね。せっかく軽い服着てきたのに。点滴を受けている人がたくさん。音楽が流れてて雰囲気は明るい感じ。

ベッドに案内され、説明を受け、熱を測る。今日は90分コース。ベッドサイドにテレビもついてるけど、今日は音楽を聴くことにしていたので、イヤフォンをセット。入院中も聴いてた、平井大くんのニューアルバム「Life Goes On」。これで突破できるはず!

血圧や血液中の酸素量を測って、お薬が準備された。わたしは血管を見つけにくいタイプらしく、献血や採血の時に何度も刺される。さらに「グーパーグーパーしてください」とか言われる(笑)。だから点滴って嫌い。お願いだから、しっかり見つけてしっかり刺してください。

さすが、プロフェッショナル!1回でしっかり血管ゲット!ひとまずホッ・・・。そして、お薬の確認をして注入開始!頼むよ、ハーセプチン。点滴が始まると、少し針がチクチク痛いような。いやでも、点滴ってこんなもんよね。初めてのことってちょっとしたことでも不安になる。手に汗握る。

最初の20分くらいはちょっと頭がクラクラする感じ。でも、ずっとクラクラするわけでもなく、ブルブルも来ず、悪寒もなく進んでいく。点滴の方の腕が少し重い感じがするのと、時々クラクラする程度だった。

大くんの歌。ええわぁ。歌詞に泣けてくる。涙が出そうになるけど、あかんあかん、病気で落ち込んで泣いてると思われるやん。

泣きそうになったのは「ここにあるもの」YouTube貼り付けちゃえ!


平井 大 / ここにあるもの(Lyric Video)

恋うたなんだろうけど、自分にとっての色恋沙汰は大昔すぎてピンとこない(苦笑)。この歌を聴くと、ふるさとを思い出すんだよ。もう、父は亡くなっていて、母は引っ越しちゃったから実家もないんだけど、ふるさとの景色が出てくるんだわ。帰りたいなぁ。もう一度あのエリアに住みたいなぁ。そんなことを考えてしまう歌。

途中、寝てしまうこともなく、アルバム1周半くらい。無事、終わった!体調の変化もさほどなくて良かった~。大くん、勇気をくれてありがとう~。

起き上がっても、歩いても大丈夫!血圧測って「薬物療法センター」にさよならして、いざ会計へ!今回、主治医の診察の時に「お薬は一気にいっぱい持って帰りたい派ですか?」と聞かれ、「どっちかというとそうです。MAXでお願いします」と84日分出してもらってるので、恐ろしい額になっているはず・・・点滴ではブルブルしなかったけど、今になって違う意味でブルブル・・・。バーコードをあてると、あれ?5万弱!ハーセプチンだけで5万~7万くらいですって書いてたのに。いや~、助かったぁ。安く言ってて高くなったら困るけど、その逆ならホッとするもんね。

何事もなく、すべてが終わってよかった。点滴後24時間は体調の変化に気を付けてくださいと言われているので、今日はおとなしく帰宅。運転したけど、それも大丈夫。

ホルモン剤も、ハーセプチンも、今のところ辛い副作用はないから、このまま続けていけるといいな。次の点滴は3週間後。そのころ、新年度が始まってるから仕事は超忙しいはず。とりあえず、今日はゆっくり寝て、明日もスローペースで仕事しよう~。