乳がん治療と仕事とわたし

人生100年時代のちょうど折り返し地点、50歳で乳がんになりました。

MRI検査

病院で検査の日。早めに仕事を切り上げて、久しぶりに外でひとりランチして病院へ。

血液検査、身長体重測定、肺活量の検査。そういえば、父が手術前に肺活量を上げるためのトレーニングをしてたな。わたしは無事クリア。

次の検査を待ちつつ、読みたくて買ったけど読めてなかった「夢をかなえるゾウ4」を読み始めた。え?なんと、主人公が余命3か月???ちょっとシンクロしすぎでないかい???びっくりした~。そして相変わらず面白い。ガネーシャに癒されているうちに、レントゲンとMRI検査に呼ばれた。

レントゲンはいつもの感じ。そして初めてのMRI。息子がまだ2歳か3歳くらいのとき、熱性けいれんによくなっていたので一度検査しますか?とMRIを受けかけたことがあった。大丈夫!と言ってたけど、筒の中に入ってしばらくしたら、怖くて泣きだしちゃって検査が中止になったな。そんなことを思い出した。

でっかい機械を前に緊張する。最初は仰向けでやや斜めになり、固定された状態で中へ。ヘッドフォンつけてくれたけど、けっこうな音。こりゃ怖いわな、この狭さと音。子どもが泣いて当然。しかも時間も長~い!15分くらいかかったかなぁ。

その後一度出て、今度はうつ伏せで造影剤を入れるために腕に針を刺しておいて機械の中へ。途中から造影剤を入れて、20分くらいかな。長かったなぁ~~~~~。ヘッドフォンつけるなら、好きな音楽を聴けたらいいのに。メーカーさん、なんとかなりませんか?

終わって立ち上がる時にけっこうフラついたけど、なんとか終了。そして主治医の診察へ。

今回も丁寧な説明。前の針生検のときに確認された部分と、やっぱり乳頭にも反応があったということで、乳房温存はできなくはないけど全摘をした方がよさそうなニュアンス。

温存を選ぶと放射線治療も必要になる。放射線治療は数週間、毎日病院通いをしないといけない。しかもそれをスタートさせるのは3月の後半になりそう。ってことは、仕事しつつ毎日病院ってことになる。新年度が始まる忙しい時期に、あまり現実的ではない。

クリニックの先生の説明を聞いた時から全摘になる可能性が高いと思ってたし、そのつもりで術後のこともいろいろ調べてたし、全摘をお願いすることにした。再建の方法も説明してくださったけど、身体に異物を入れるのは抵抗あるし、自分の体のほかの部分から持ってくるってのも傷が増えるから嫌だし、再建は希望しませんと伝えた。今のわたしにとっては、それがいいと思う。

2月15日入院、16日手術、その前に10日に術前のPCR検査。いよいよ近づいてきた!

 

f:id:okeired:20210301164435j:plain